こだま印刷株式会社

色校正の方法がたくさんあるのはなぜ?

更新日: 2026年5月25日
墨田:印刷マスター  彩美:新人営業
  • 墨田:よし、じゃあちょっとした勉強タイム。
    本日のお題は「色校正」だ!

    彩美:出ました…印刷会社っぽいテーマですね。

    墨田:まさにその通り。
    ところで、色校正って何のためにやるか分かるかな?

    彩美:本番の印刷前に、色や仕上がりを確認するためですよね?

    墨田:正解。
    印刷は一度刷ると修正が難しいから、事前確認がとても大事なんだ。
    それで、色校正にはいくつか種類があるよね。

  • 彩美:違いがいまいち分からなくて…。

    墨田:じゃあ、まず「簡易校正」から。
    普通のプリンターで出力して、レイアウトや誤字脱字を確認するものだね。

    彩美:えーっと、色を見るというより、内容チェック用ですね。

    墨田:うん、そうだね。
    次が「インクジェット校正」。
    専用のインクジェットプリンターで、印刷機に近い色を再現する方法だよ。
    写真やビジュアル重視の印刷物でよく使うね。

    彩美:でも本番と同じではないんですよね?

  • 墨田:あくまで近似だね。
    だから厳密な色合わせには限界があるんだ。

    彩美:じゃあ一番正確なのは?

    墨田:「本機校正」だよ。
    実際の印刷機で刷るから、仕上がりは本番そのものなんだ。

    彩美:それなら全部それでやれば良さそうですけど…。

    墨田:ただし時間もコストも大きい。
    だからブランドカラーとか、色の再現が特に重要な案件に絞って使うんだ。

    彩美:なるほど。

  • 墨田:さらに「平台校正」もあるよ。
    専用校正機(平台校正機)で刷って、本機に近い色を比較的低コストで確認できる。

    彩美:インクジェットより正確で、本機より手軽な位置付けですね。

    墨田:まさにその通り。
    簡易校正は内容確認、インクジェットは色味確認、平台校正はバランス型で、本機校正は最も正確な校正ということだね。

    彩美:用途と予算で使い分けるんですね。

    墨田:そういうこと。
    色校正の方法が多いのは、求められる精度やコスト、納期が案件ごとに違うからなんだよ。

人物紹介

墨田:印刷マスター
印刷業界ひとすじの大ベテラン。
数々の修羅場をくぐり抜けてきた博識者で、みんなの先生的存在。
印刷のことならなんでも知っているが、昔ながらのやり方に少々固執しすぎる面も…?
最近では若い人の意見も取り入れながら、まだまだ新しいことにチャレンジしている。
彩美:新人営業
何事にも興味津々な新人社員で、疑問を持ったらすぐに質問。
日々 知識を吸収しながら、めきめきと成長中!
印刷業界ビギナーならではの視点で、周りの社員も改めて勉強になることが多い。
ときにはユニークな質問で、大ベテランの墨田さんが驚くことも…?



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